お知らせ

第3回臨海部クリーンアップを実施しました

第3回臨海部クリーンアップを実施しました。
日時:令和5年12月4日 9:30~10:30
参加者:7名

第3回は、京浜島の「島内清掃」を見学させていただきました。

京浜島では毎月第1、第3月曜日に島内清掃を各企業が実施しています。
東京都京浜島工業団地協同組合連合会の中村様に説明を伺いながら、島内の様子を見学しました。

工場では事故を防ぐ手段として、環境美化や整理整頓が求められます。
京浜島では島内を「仕事場」としてとらえ、事故を無くすため「環境美化、地域融和」を理念に環境美化活動に取り組んできました。
今では、50社以上の企業が島内清掃に参加してくださっています。
島内清掃では、各企業が敷地周辺の歩道のごみを清掃し、ごみ袋にいれて「ボランティアごみ」のシールをはって指定の場所に集め、
大田区に協力いただき、ゴミを回収しています。

島内がきれいに保たれているのは、各企業が環境美化の意識を持ってくれているから、と中村さんはおっしゃいます。
ごみを回収してくれるとはいえ、清掃に人員を割いて清掃を続けてくれる企業があるからですね。
ごみが捨てられているところは、ますます捨てられやすくなってしまうので、ポイ捨ての防止には「掃除しかない!」とのことです。


それでも、ポイ捨てされるゴミは、決してゼロにはならないそうです。
メインストリートの中央分離帯など、なかなか掃除できないけれどごみを捨てられやすい場所には、
外部の人に入ってもらって(でも)清掃を欠かさないそうで、これには相当の予算が必要だそうです。
やはり、環境美化を大切にする理念があるからこそ、継続できるのだと思います。

環境美化への取組が認められ、京浜島では「第2回大田区景観まちづくり賞」を受賞しています。
その他、環境美化だけでなく、道路交通や公園管理などの課題についても、幅広くお話いただきました。
お話いただいた中村様、渥實様、参加していただいた皆様、ありがとうございました。

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